土門拳の名言「カメラのレンズキャップをはずしなさい」

土門拳(どもんけん)は、言わずと知れた「写真の神様」です。写真作家という言葉が、土門拳ほど似合う写真家はいませんね。

 

土門拳は数々の名言を遺した人でもあります。

 

さて、今回ご紹介する土門拳の名言は、彼のどの著作にも書かれていません。と申しますのは、実際に土門拳に逢って、写真についてアドバイスを受けたという人から聞いた話だからです。

 

土門拳の意外な、そして怖ろしいくらいに深い忠告の言葉を風花に教えてくれたのは、英語の恩師です。私が18歳で東京に出た年に、小野先生に指導していただいたのですが、その熱血指導にどれほど勇気づけられたことか。

 

滅多に余談はしない先生でしたが、その時は、珍しく、土門拳の話になったのです。 この記事の続きを読む

コピーライターとブロガーの違い

コピーライターブロガーの違いについて、考えたことはありますか? この違いについて、深く考えることは、表現の本質を見極めることにつながる気がしてなりません。

■ブロガー

話をわかりやすくするために、ブロガーやメルマガ発行者のことを、風花は「自分メディアライター」と呼んでいます。

要するに、自分のメディアを持ち、そこに自分の主張なり、思いを表現してゆくのが「自分メディアライター」であるブロガーの仕事なのです。

ブログを運営する理由に関する大規模なアンケート、その結果で、1番になっているのは「自己表現」だったと記憶しています。

ブログは2005年に空前の大ブームがありましたが、それ以降も多くの人たちの生活に定着した理由は、この「自分を自由に表現できること」、そのことにあると言えるでしょう。

■コピーライター

では、コピーライターはというと、長年、コピーライターをやってきた風花が体験的に語るならば、コピーライターは、まず「自分を完全に捨てること」から、仕事が始まっているのですね。

コピーライターが文章を書くのは、クライアント(依頼主)である企業のためです。
自分の持ち味を発揮できることは、ごくまれにありますが、基本的には、自分のスタイルは持てないし、持ってはならないのです。

また、コピーライターは自分のメディアを持ちません。

売るために商品がまずあり、その販売計画によって活用するメディアが決まります。

例えば、テレビCMとか、駅貼りポスターとか、そうしたメディアの特性に合ったコピーを作成するのです。

■ブロガーとコピーライターの違い

それと、コピーライターはクライアントから、ギャラをもらいますが、ブロガーは基本的に原稿料は発生せず、自分でアフィリエイトなどで生計を立てるという違いもあります。

ブロガーはあくまで自分が軸であり、自分表現で完結できる仕事なので、風花は、ブロガーという仕事に魅力を感じ、コピーライターを辞めたのでした。

自分が軸となるのが、ブロガー、商品が軸となるのが、コピーライターです。

若い人で、コピーライターを目指す人はほとんどいません。

東京という大都市以外では、成立しない仕事となってしまったせいでしょうか。

どうやら、理由は、コピーライターという仕事が、花形職業ではなくなったからというだけではなさそうです。

「文は人なり」という言葉があります。文章にはまぎれもなく、それを書いた人の人間性があらわれるという意味です。

文章を書く、最も大きな歓びは「自分らしさ」が言葉に滲み出た時です。言葉は表現者と切っても切れない存在なのです。

しかし、コピーライターという仕事では、その一番大事な部分である「自分」を捨てなければなりません。

多くの人が仕事では自分を消すのと同じように、コピーライターも自分を消すのであって、仕事ならば、当たり前とも言えるでしょう。

しかし、文章表現の根本的な歓喜を捨てるのは「言葉に関わる者」として、あまりにも、はかないというか、痛いことです。

「コピーライト」とか「コピーライター」という言葉は、実は、非常に難しく、多くの人が誤解しています。

本来、自分があらわれるはずの言葉なのに、言葉で表現しながらも、自分を意図的に消してしまう行為、そのこと自体に、深くて痛い「不自然」があるのかもしれません。

そういうことについて書かれた本は、まだ世界中で、出ていない気がします。すごい大切なことなのに、なぜでしょうか。その詳しい解説は、いつかしてみたいと思います。

それはともかく、言葉の本質、表現の本質を知る上で、ぜひ「自分メディアライター」という呼び名を、この機会に憶えていただけたらと思います。

環境依存文字(機種依存文字)は文字化けの原因に

自分のPCでは読めるのに、他のパソコンでは「文字化け」して読めないことがありますよね。その主な原因は、環境依存文字機種依存文字)を使っているからです。

 

機種依存文字環境依存文字

 

機種依存文字(きしゅいそんもじ、きしゅいぞんもじ)または環境依存文字(かんきょういぞんもじ)とは、電子的に扱う文字データのうち、処理系(ソフトウェアおよびハードウェア)によって違う文字に表示されたり、全く表示・印刷できなかったりするものの慣用的な総称である(引用元:ウィキペディア)

 

Web上で公開する文章を書く場合「文字化け」の原因となる、環境依存文字(機種依存文字)は使わないようにしましょう。

 

以下、代表的な環境依存文字(機種依存文字)の種類をあげておきます。

 

●半角カナ文字

 

●丸付き文字

 

●ローマ数字

 

●単位

 

●括弧付き文字

 

●キャラクター文字

 

●2文字以上をまとめた文字

 

●異体字

 

●難読漢字

 

機種依存文字(環境依存文字)の具体例は、以下のページで確認できます。

 

機種依存文字一覧

 

文章を書いた後、このツールを使えば、環境依存文字(機種依存文字)をチェックできます。

文章校正支援ツール