現在、山元加津子さんがクリスマス・キャンペーンのようなものを開催されているようです。
あの伝説の手作り本、笹田雪絵ちゃんの「幸せ気分」と山元加津子さんの「リト」の通常版と愛蔵版が届きました。
送ってくださったのは、笹田雪絵ちゃんの「幸せ気分」を発行されていた鶴田紀子さんです。
山元加津子さんを応援する方々のグループからは、かたい結束力を感じます。
私のような超遅れてきた共感者としては、このグループから遠く距離をおいた地点から応援させていただく方が、今後の山元加津子さんのメッセージ拡散にご協力できるのではと予感しているのです。
急に暗い話になりますが、ふと今年のクリスマスにおいても、ご自分の命を粗末にする人がかなりいるのではないでしょうか。
おかれた状況が全く違いから参考にならないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、笹田雪絵ちゃんが「幸せ気分」で綴った「自己肯定」の記録は、一般に言われる「障害」や「難病」と無縁な人でも、たいへんな励ましになることは間違いありません。
山元加津子さんの一貫したメッセージ、笹田雪絵ちゃんの詩に、感動できない人がいるとしたら、それは「心を閉じている」からだと推測できます。
心を開かずに、頭で判断しようとしたら、共感も感動もありえません。
自分を愛することができたら、自分自身を肯定できたら、他者も受け入れられ、自分との違いを認めることもでき、そして、愛することもできるのです。
だから、まずは、自分の良いところも悪いところも、あるがままにそのままに受け入れましょう。
そして、肯定してください。
そのためには、勇気が要ります。覚悟と決意も必要です。
要するに、腹をくくるしかありません。
まだ、このブログ「美しい言葉」でレビューできていないのですが、笹田雪絵ちゃんに「天使」という散文詩があります。
よく知られた笹田雪絵ちゃんの詩「ありがとう」誕生日」「みち」も素晴らしいのですが、「天使」を読んだ時、心底から笹田雪絵ちゃんに詩人を感じました。
非凡なる魂というか、それは才気(技量)とかいうものではなく、心を澄ましてゆくうちに、詩魂に目覚めたというのでは足りない。自らの魂に天使の姿を映し出した、来たり尽くした境地から言葉を発していることに驚愕したのです。
ともあれ、今年の後半は、山元加津子さんとその周辺の表現者の言葉に触れる機会が増えました。
そのおかげで、ようやく、風花未来らしい「言葉の宇宙」が見えてきたのです。
感謝の気持ちを抱きつつ、これからも精進し、その「宇宙」を独り善がりではなく、多くの人に伝わるように言語化してゆきたいと思っております。