今回は、誤用しがちな慣用句を集めてみました。

 

×が間違い、〇が正しい使い方です。

 

 

×明るみになった 〇明るみに出た

×足元をすくう 〇足をすくう

×否応なしに 〇いや応なしに

×おぜん立てを揃える 〇おぜん立てをする

×思いもつかない 〇思いもよらない

×過半数を超える 〇半数を超える

×公算が強い 〇公算が大きい

×声を荒(あ)らげる 〇声を荒(あら)らげる

×寸暇を惜しまず 〇寸暇を惜しんで

×雪辱を晴らす 〇雪辱を果たす

×見かけ倒れ 〇見かけ倒し

×愛想を振りまく 〇愛嬌を振りまく

×二の句が出ない 〇二の句が継げない

 

 

けっこう、間違えて使っていませんか?

では、続けていってみましょう。

 

×が間違い、〇が正しい使い方です。

 

 

×頭をかしげる 〇首をかしげる

×池の中の蛙(かわず) 〇井の中の蛙

×上にも置かぬもてなし 〇下にも置かぬもてなし

×屋上屋を重ねる 〇屋上屋を架す

×数えられるほどしかない 〇数えるほどしかない

×秘密漏えいを守る 〇秘密漏えいを防ぐ

×異存は出なかった 〇異存はなかった、異議は出なかった

×心血を傾ける 〇心血を注ぐ

×取りつく暇がない 〇取りつく島がない

×シュミレーション 〇シミュレーション

 

 

いかがでしょうか?次回は、「間違いやすい漢字」について、お送りする予定です。