特捜最前線の最大の見どころは、アクションとか逮捕劇ではない。
船村刑事の人情劇にこそ、特捜最前線の精髄が息づいている。
今回ご紹介する「第85話 死刑執行0秒前」「第127話 裸の街Ⅰ・首のない男!」「第128話 裸の街Ⅱ・最後の刑事!」も、船村刑事の泣き節と執念に、私たちは酔い、感動できるのだ。
以上の回は、すべてアマゾンプライムで鑑賞可能だ。
大滝秀治が演じた船村一平という刑事についての解説は、ウィキペディアに詳しいので、かなり長いが引用しておく。
テーマは「詩」と「日本語」。風花未来が美しい日本語で書かれた詩などをご紹介。
ドラマ「特捜最前線」の最大の魅力は、大滝秀治が演じる船村刑事の泣き節!?
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2023/09/14
前回の記事で「特捜最前線」の真骨頂は『お涙ちょうだい劇』にある、と申し上げた。⇒特捜最前線の「第40話初指令・北北東へ急行せよ!」今回は大滝秀治(船村刑事)の独 ...
2023/09/08
特捜最前線「第40話 初指令・北北東へ急行せよ!」、これこそ昭和だ!
特捜最前線の「第40話初指令・北北東へ急行せよ!」を観た。昭和のお涙ちょうだい劇、ここに極まれり!素晴らしいの一言である。中華料理店で船村刑事の家族の隣の席で、 ...
2023/08/26
特捜最前線の最大の見どころは、アクションとか逮捕劇ではない。
船村刑事の人情劇にこそ、特捜最前線の精髄が息づいている。
今回ご紹介する「第85話 死刑執行0秒前」「第127話 裸の街Ⅰ・首のない男!」「第128話 裸の街Ⅱ・最後の刑事!」も、船村刑事の泣き節と執念に、私たちは酔い、感動できるのだ。
以上の回は、すべてアマゾンプライムで鑑賞可能だ。
大滝秀治が演じた船村一平という刑事についての解説は、ウィキペディアに詳しいので、かなり長いが引用しておく。
前回の記事で「特捜最前線」の真骨頂は『お涙ちょうだい劇』にある、と申し上げた。
今回は大滝秀治(船村刑事)の独特の演技力について述べたい。
大滝秀治の凄まじいばかりの演技が見られるのが、118話の「子供が消えた十字路」だ。
この回も、現在、アマゾンプライムで見られる。
子供が自動車にはねられたところを、船村刑事が目撃。それがとんでもない事件になるのだが、その時の様子を、船村刑事はどうしても正確に思い出せない。
船村刑事の苦悶が始まるのだが、その苦しみ、悶える船村刑事の表情は、テレビドラマのワク(一般常識)を完全に逸脱している。
船村刑事の表情の変化を追いかけるだけでも、ドラマ10本分の価値はある。
特捜最前線の「第40話 初指令・北北東へ急行せよ!」を観た。
昭和のお涙ちょうだい劇、ここに極まれり!
素晴らしいの一言である。
中華料理店で船村刑事の家族の隣の席で、四人家族が豪華な食事をしていた。
その豪華な食事の裏に、抜き差しならない理由がった……この物語設定と展開がしびれる。
テレビドラマの「特捜最前線」は、テレビ朝日・東映の制作により、テレビ朝日系列で1977年4月6日から1987年3月26日まで放送されていた刑事ドラマ。
できれば全話視聴したいのだが、DVDは高価すぎて、とても手が出ない。
ところが、アマゾンプライムで、最近、年会費だけで、セレクションを観られるようになった。
さっそく視聴しているが、いまいち、感動できない。
そんな時、今回ご紹介する「第40話 初指令・北北東へ急行せよ!」に出逢った。
特捜最前線は、こうでなければならない。お涙ちょうだいの浪花節のコテコテ人情劇でなければ、特捜最前線ではない。
お涙ちょうだいと言えば、船村刑事である。
この船村刑事に、とことん、涙を絞ってもらいたい……。
私は何を言おうとしているのか。
おそらく、私自身、日常生活に飽き足らないのだろう。
こんな暮らしをしていては、生きていることにならない。そんなふうに感じながら、日々と過ごしているに違いない。
だから、この昭和の刑事ドラマで、号泣したいのだ。最後の一滴まで、涙を流し切りたいのだろう。