敬語の正しい使い方が身につく本をまとめました。

敬語基礎知識が得られるとともに、正しい敬語の使い方が身につく本を、以下でまとめてみました。

 

出口 汪の「好かれる!」敬語術

 

出口 汪の「好かれる! 」敬語術 (SB文庫)

 

450円という安さ、電子書籍なのでスマホでも読める「気軽さ」が、敬語への壁を破るキッカケになるかもしれません。

 

敬語早わかり辞典

 

敬語早わかり辞典―あっ便利!

 

一家に一冊、この「敬語早わかり辞典」だけは備えておくべきだと思います。

 

敬語力の基本

 

敬語力の基本

 

「ダメ」な例と「オススメ」な例が掲載されているので、非常にわかりやすのが特長。

 

言えないと恥ずかしい敬語 一発変換550

 

言えないと恥ずかしい敬語

 

日常生活で必要となる敬語の用例が、ほぼ網羅されています。

 

明滅する太陽~風花未来の詩22

今日の風花未来の詩は「明滅する太陽」。

 

  • 風花未来が、風花未来の詩について動画で語りましたので、ぜひとも、ご視聴ください。

 

⇒【動画】風花未来が自身の詩について激白!

 

明滅する太陽

 

公園の入り口近くで

友人と私は

「お、お!」っと

同時に声を上げた

 

白く霞む空の真ん中で

巨大な白い太陽が

明滅しているのだ

 

何が起きているのか

 

通常の10倍以上に

太陽は

真っ白くふくれあがり

照明灯のお化けとなって

闇と光を交互に地上に降らせている

 

二人は輪郭のぼやけた巨大な太陽に

吸い寄せられるように

公園にはいった

 

突風が

落ち葉を巻き上げて

芝生広場を吹きすぎてゆく

 

太陽の点滅が終わっても

空は白く霞んだままだった

 

蒼空も雲も見えず

ただ白く霞む空も

これほど白く膨張した太陽も

今までに見たことがない

 

これは現実ではなく 夢なのか

いや 現実だ

ただ あり得ないことが起きている

それだけは 確かだ

 

単なる異常気象では片付けられない

天上世界とか

天国とか呼ばれる

こちら側ではない

あちら側からの出来事だと

素直に信じられた

 

では なぜ

あり得ないことが起きたのか

 

この数日間

私は私の中で

あの世との交信が

始まっていることに気づいていた

 

眼の前に「天使」があらわれたり

予期せぬ霊的ことが次々に起きてくる

 

今日見た巨大な白い太陽も

連続して起きている超常現象の一つなのか

 

私が知りたいのは

なぜ 今

巨大すぎる太陽が姿あらわし

光と闇の選択を迷うかのように

明滅し続けたのか

そのことだけだ

 

勝手すぎるかもしれないが

私はこう感じている

 

巨大な白い太陽は

私に新たな誕生を与えてくれた

 

「今 おまえは生まれたのだ

だから 新しい命を生きろ」

 

作家である友人は

何もいわず

何もかもを納得しているかのように

穏やかに笑っていた

 

私は 新しく生まれた

だから 生きようと思う

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映画「黒の試走車」は、増村保造監督の傑作サスペンス。

映画「黒の試走車」は1962年に公開された大映配給による日本映画。

 

「試走車」は「テストカー」と読む。

 

梶山季之の経済小説「黒の試走車(テストカー)」が原作である。

 

監督は増村保造。主演は田宮二郎

 

映画「黒のテストカー」はこちらで視聴できます

 

田宮二郎の上司を演じた高松英郎が主演と言っても差し支えないほど、強烈な存在感を示している。

 

高松英郎は「巨人と玩具」でも狂気的なサラリーマンを演じて強い印象を刻んでいるが、この「黒の試走車」でも似た役回りであり、これは高松英郎のハマリ役と言えるかもしれない。

 

それにしても、この映画は何度見ても面白い。

 

全編にみなぎる緊張感は、格別の快感を生み出している。極めて上質なエンターテイメントだ。

 

主演の田宮二郎が美しかった。最後近く、捨て台詞を吐くが、このセリフは資本主義という異常な競争社会の狂気を語っており、そのセリフを言う、田宮二郎は鬼神のような美しさで私の魂を震わせてくれた。

 

この映画「黒の試走車」は増村保造監督の最高傑作であるだけでなく、日本映画の全盛期が生み出した隠れ名作だと、私は主張したい。