クリスマスの夜に~風花未来の詩24

今日の風花未来は「クリスマスの夜に」。

 

  • 風花未来が、風花未来の詩について動画で語りましたので、ぜひとも、ご視聴ください。

 

⇒【動画】風花未来が自身の詩について激白!

 

クリスマスの夜に

 

私は信仰をもたないが

聖夜には祈りたい気持ちになる

 

ジョンとヨーコは

戦争を終わらせることを

切に切に 願って

世界でいちばん楽しい

幸せな気持ちになれる

クリスマスソングを歌った

 

二人の祈りは

国境をこえ

時代をこえ

世界中で

今も愛されつづけている

 

私がクリスマスの夜に

祈りたいことは

やはり 平和かもしれない

私自身の言葉でいうなら

「まどか」となる

 

愛が満ちみちて

まるく和むこと

それが「まどか」

 

「まどか」は

あなた自身はもちろん

あなたの隣人

友人や家族

あなたに関わる人も

関わりを今は持たない人も

肌の色 人種 国籍

性別 年齢 宗教などなど

すべての壁をこえて

広がってほしい

広がって行ってほしい

 

「まどか」なる世界には

戦争はありえない

戦争が続いているのは

まだ愛が足りないからだろう

 

地球儀や歴史年表を見ながら

世界平和を声高に語ることは

少なくとも聖夜にはふさわしくないだろう

 

清き夜には

私自身のことから

しっとり想いたい

 

私だって愛が足りない

足りないから癌になった

 

癌は私の愛が足りなくて

怒りから

哀しみから

急激に増殖してしまった

 

余命3ヶ月の宣告を受けたが

私の癌と呼ばれる病を

私自身が主張してきた

まさに「まどか愛」で

治したいと本気で思いはじめている

 

癌だって

愛で癒せるのではないか

愛で怒りをしずめ

愛で哀しみをやわらげ

癌を安らかにしてあげたい

 

完治とは行かなくても

私自身のためだけでなく

私の願いが

ありがとうの気持ちが

もっと広く遠くまで

届くようになるまで

「まどか愛」そのもので

私の病という

「まどかでないもの」を

「まどか」にしたい

 

これが

すべてのはじまり

 

この願いがかなえば

「平和」という言葉を

今とは異なるニュアンスで

語れるようになる

そんな気がしている

 

私の病という

「まどかでないもの」を

「まどか」にしたい

 

それが私にとっては

「まどか愛」の証明となり

私が「平和」を語るはじまりとなる

 

というと

少し大げさで

力んでいるようで

恥ずかしいのだけれど……

 

そんなことを静かに想った

クリスマスの夜は

私にとって

これまでで 最も安らかな

聖夜となった

私の中の少年へ~風花未来の詩23

今日の風花未来は「私の中の少年へ」。

 

  • 風花未来が、風花未来の詩について動画で語りましたので、ぜひとも、ご視聴ください。

 

⇒【動画】風花未来が自身の詩について激白!

 

私の中の少年へ

 

かなり前のことだけれども

私が敬愛する写真作家と小説家が

「最近の若者は自分の愛し方が下手だ」と

同じことを主張していてた

なぜか今朝

その言葉が想いうかんだ

 

私も「愛が満ちみちて円く和む」という

「まどか愛」をとなえ

自分自身も他者も

ともに光のただなかで

健やかに息づくことを願ってきた

 

しかし、私はとんでもない

過ちを犯してきたことに

気づけなかった

 

私の最大の過失は

私の中の少年を

愛しきれていなかったこと

愛で守りきれなくて

結果

少年をぼろぼろに傷つけてしまっていた

 

私自身が病に倒れ

余命3ヶ月の宣告を受けて初めて

私以上に

私の中の少年のほうが

傷が深く

瀕死の状態であると

ようやく気づいた

 

私こそが

愛が足りなかった

あるいは

愛し方を間違ってきた

私自身の少年を

まさに「まどか愛」で

守ってこれなかった

 

数々の問題を自分の中に抱えこみ

その苦悩の渦に

最も打たれ弱い

私の中に少年を

容赦なく巻き込んできていた

 

でも まだ時間はある

少年はまだ息絶えてはいない

 

私が私自身の愛し方を学ぶ時間は

少しだけだが

残されている

 

私の中の少年が死ぬとは

私自身が完全に死に絶えてしまうこと

その気づきからはじめてみよう

 

ようやく

この時になって

私の中の少年

その瞳の色と光が

見えてきた

 

私はそっと

私の中の少年に声をかけた

 

ごめんよ

これからだからね

映画「ロックアップ」はシルヴェスター・スタローンの隠れた佳作

映画「ロックアップ」は、1989年に公開されたアメリカ映画。

 

監督はジョン・フリン、主演はシルヴェスター・スタローン

 

映画「ロックアップ」はこちらで視聴可能です

 

いわゆるB級アクション映画なのだが、スタローンの熱演もあり、ただのB級映画というレッテル貼りはしたくないと感じた。

 

それくらい、スタローンの演技はずぬけた魅力があふれている。このパフォーマンスは他の役者では無理だ。

 

あまり話題に上がらない作品だが、スタローンのファンなら一度は見ておきたい映画だといえるだろう。