今井正監督の「橋のない川 」は、日本人として一度は観てほしい映画である。

今井正が監督した映画「橋のない川」をご覧になったことがあるだろうか。

 

テーマが「部落差別問題」であることから、最後まで観るのは辛すぎると感じる人は少なくないだろう。

 

しかし、こうした事実も知っておかないと、より良い日本をつくろう、などと言っても、ただの綺麗ごとになってしまいかねない。

 

歴史は残酷である。だが、その残酷な歴史から、眼をそむけてはならない。

 

映画「橋のない川 第一部」はこちらで視聴可能です

 

映画「橋のない川 第二部」はこちらで視聴可能です

 

映画「橋のない川 第一部」は、1969年に公開された日本映画である。「橋のない川 第二部」は1970年に公開された。

 

監督は名匠として評価が高い、今井正である。

 

今井正の手腕が、この映画が長く鑑賞にたえうる価値を与えていることは間違いない。

 

随所に「見事だ」と唸らざるを得ない、名シーンが見られる。

 

鑑賞前にいろんな知識を得ようとするのではなく、フリーハンドで観てほしい。

 

自分の感性を信じて、真摯に映画「橋のない川」と向き合ってもらいたい、と切に願うばかりである。

回転寿司で、なぜか……~風花未来の詩82

風花未来の今日の詩は「回転寿司で、なぜか……」です。

 

  • 風花未来が、風花未来の詩について動画で語りましたので、ぜひとも、ご視聴ください。

 

⇒【動画】風花未来が自身の詩について激白!

 

回転寿司で、なぜか……

 

回転寿司で

なぜか

カフェ・ラテを

飲んでいる

 

回転寿司で

なぜか

詩を

書いている

 

回転寿司で

詩を書いている人間って

私以外にいるんだろうか

 

そもそも

詩を書いている人が

とんでもないくらい

少ないのに

 

その中でも

回転寿司で

詩を書いている人間って

はたして

いるんだろうか

 

ここに

一人だけいるのは

確かなんだけれど

 

まあ

詩を書く人間は

かなり高い確率で

お金持ちではないだろうから

寿司といえば

スーパーマーケットの寿司か

回転寿司ってことに

なるんだろうね

 

なぜ

カフェ・ラテか?

 

私が

回転寿司で

詩を書き始めた理由は

カフェ・ラテが

230円(税込)で飲めることに

気づいたからだ

 

今の私は

コーヒーをやめたので

カフェ・ラテしか飲まない

 

最近は

カフェ・ラテを飲みながら

詩を書くのが

習慣になりつつある

 

物価高騰は

喫茶店にも押し寄せており

カフェ・ラテも

気軽に飲めなくなっているので

コンビニのイートインスペースで

飲む方が良いかもと思っていた矢先に

回転寿司のカフェ・ラテが安いと

知ったというわけで

 

回転寿司で

詩なんか書けるの?

と言われそう

 

いやいや

それが

どうして

どうして

回転寿司は

詩を書くには

打ってつけの場所

かもしれない

 

と改めて思ってる

 

カウンターに座ると

左右は仕切られており

周囲のざわめきは

聴こえまくりだけれど

だからこそ

自分の世界に

浸りやすい

微妙な半遮断の

プライベート空間が

保たれているのだ

 

周囲のノイズは

むしろ心地よく

詩作に集中できる

 

と初めて体感した

 

こういう

雑漠とした場所で

人の心の奥底のこと

眼には見えないけれど

人を癒し

魂を揺さぶりつづける

本当に大切なことに

想いを巡らすのも

いいんじゃないか

 

感じとったこと

考えたことを

高尚ぶらずに

目線はあくまで低く

あるがままに

そのままに

書きつづるのも

いいんじゃないか

 

回転寿司で

カフェ・ラテを

飲みながら……

リーアム・ニーソン主演の「フライト・ゲーム」は傑作エンターテインメント。

映画「フライト・ゲーム」は、2014年に公開されたアメリカ映画。

 

ハリウッド映画はもう観たくないと思っている人も、この映画を鑑賞すると、まだまだ面白い作品もあると感じるだろう。

 

映画「フライト・ゲーム」はこちらで視聴可能です

 

それもこれも、主演のリーアム・ニーソンの存在感と演技力のおかげだ。

 

哀愁のある表情は、あの伝説のテレビドラマ「逃亡者」の主役を演じた、デビット・ジャンセンをほうふつとさせる。

 

TVドラマ「逃亡者」のレビュー記事はこちら

 

リーアム・ニーソンが主演の映画はまずハズレなしなので、見つけたら、即見ることにしている。

 

この映画がなぜ名作の名にふさわしいかと言えば、それは人間ドラマとして、きっちり人間を描き込んでいるからだ。

 

辛い過去を背負った主人公には、リーアム・ニーソンが良く似合う。

 

リーアム・ニーソンが怯える少女に渡した「おまもり」、こうした細部の演出が作品の質と高めるのである。