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真昼のカフェ・オレ~風花未来の詩77

今日の風花未来の詩は「真昼のカフェ・オレ」です。

 

  • 風花未来が、風花未来の詩について動画で語りましたので、ぜひとも、ご視聴ください。

 

⇒【動画】風花未来が自身の詩について激白!

 

真昼のカフェ・オレ

 

抗がん剤の副作用なのか

歯の茶色い着色がひどいので

コーヒーをやめることにした

 

その代わりに飲み始めたのが

カフェ・ラテだ

 

しかし

カフェ・ラテのない店もあるので

カフェ・オレをたのむこともある

 

今日 真昼の喫茶店で

注文したのは

あったかいカフェ・オレ

 

カフェ・オレは

カフェ・ラテのような

やわらかさはないし

ココアみたいな

癒される

濃い甘味もない

 

牛乳のほのかな丸みと

コーヒーの微かな香りの

ほどよい距離感は

さり気なく落ち着いているが

少し寂しい気もする

もっとべっとりとした

人なつこさが

ほしい時もあるから

 

いずれにせよ

カフェ・ラテ

カフェ・オレ

ココアは

一日に一杯だけと決めている

 

カフェ・ラテは真夜中に

カフェ・オレは真昼に

飲むのが基本になってしまった

 

手術の日までに

内臓脂肪を

減らさなければならないから

飲みすぎは禁物

 

そう考えると

少しわびしいが

目の前の一杯だけに

集中できるのだから

今日この時は

カフェ・オレの

ちょっと乾いた

知性のような味わいを

しずかに愉しみたい

 

 

以前には「カフェ・ラテ」という詩も書いていますので、よろしければお読みください。

 

「カフェ・ラテ」が登場する詩はこちら

もう、いいよね、そういうことって~風花未来の詩76

今回の風花未来の詩は「もう、いいよね、そういうことって」です。

 

  • 風花未来が、風花未来の詩について動画で語りましたので、ぜひとも、ご視聴ください。

 

⇒【動画】風花未来が自身の詩について激白!

 

もう、いいよね、そういうことって

 

もう

そういうことは

いいんじゃないかなあ

 

お金とか

物とか

わざとらしい

演出とか

 

眼に見えるもの

派手なもの

刺激の強いもの

数字で計量できるもの

 

損したり

得したり

利害を生むもの

 

そういうものは

もう

要らないんだよね

 

生活には必要だけど

 

私は

むきになっては

求めない

 

罵倒や

中傷など

汚れた言葉が

入り乱れる

そういう世界で

呼吸しようとは思わない

 

もう これ以上は

後付けの自己正当化や

見返り目当ての善人気どりには

付き合いきれないし

私自身の

虚栄や打算で

ジタバタしたくない

 

ずっと ずっと

気が遠くなるほど

生活のことで

追われまくってきた

 

食べることで

これでもか

これでもかとばかり

あくせくしてきたことに

自分でもあきれるけど

 

もう

いいよね

そういうことって

 

私が求めたいのは

正反対なことだよ

 

耳を一心に澄まして

ようやく

聴こえてくる

しめやかな囁きとか

 

ひたすら憧れ

祈りにいのって

どうにかこうにか

やっと

心の眼に

映し出される姿とかを

求め

信じて

生きてゆきたい

 

今は

もう いいんじゃないかなって

思うことは

ぜんぶ忘れて

 

心の花の開く

ささやかな音に

耳を澄ませていたい……

ドラマ「果し合い」は仲代達也という役者の独壇場が味わえる。

「果し合い」(はたしあい)は、2015年11月7日に公開されたテレビドラマ。時代劇専門チャンネル、BSフジによる「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の第1弾である。

 

ドラマ「果し合い」はこちらで視聴可能です

 

主演は仲代達矢。仲代達也のドラマと言っていいだろう。

 

主演女優は、桜庭ななみ(宮内ひとみ)、その瑞々しさに好感を覚えた。

 

若い俳優が多いが、演技力と言えるレベルの演技は見られない。

 

その一方で、ベテランの益岡徹原田美枝子が堅実に脇をかためており、ドラマを支えていた。

 

監督は杉田成道。

 

ニューヨークフィルムフェスティバル、ドラマスペシャル部門では金賞を受賞した。

 

繰り返すが、仲代達也の存在感とその演技力は圧倒的である。ゆえに、この「果し合い」というドラマは、仲代達也のためのドラマと言っていい。

 

最近、放送された時代劇の中では、良質なドラマだと評価して良いと思う。