「気持ちがほっこりする」が日本語として定着(国語に関する世論調査2012)

9月24日に文化庁が発表した2012年度の「国語に関する世論調査」で、新しい表現が、日本語として定着しているというデータが示されました。

 

以下、文化庁が発表した「新しい表現」と、それを使ったことがある人の割合をあげてみましょう。()の中は意味です。

 

 

ざっくりとした(大まかな)説明 38%

 

きんきんに冷えた(よく冷えた)ビール 34.3%

 

気持ちがほっこりする(温かくなりホッとする) 30.8%

 

パソコンがさくさく動く(快適に動く)20.2%

 

 

私の感覚では、「新しい表現」の中で、違和感を感じる言葉は意外にもなかったのです。

 

あえてあげるならば「気持ちがほっこりする」という表現は、自分ならば使わないかもしれないと思いました。でも「ほっこりすると」という言葉には、かなり豊かなニュアンスがありますね。

斎藤一人「心が千分の一だけ軽くなる話」CDの感想

風花塾の塾生さんに紹介されたので、買って聴いてみました。

変な人が書いた心が千分の一だけ軽くなる話 [ 斎藤一人 ]

この本にはCDがついていて、それが非常に面白いのですね。 この記事の続きを読む

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(詩のボクシング)ねじめ正一vs谷川俊太郎の全動画

今日ご紹介するのは、1998年にNHKで放送された「詩のボクシング 鳴り渡れ言葉 一億三千万の胸の奥に」の動画です。

 

ねじめ正一さん、谷川俊太郎さん、お二人のパフォーマンス、本当に楽しかった。

 

詩を、心だけでなく、体を揺らしながら聞いたのは、この番組を見た時が初めてでした。

 

言葉って面白いものなんだ、詩ってエキサイティングなものなんだということを、全身で感じられるような構成になっています。ぜひ、ご覧ください。

 

長いので7分割になっています。

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 1/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 1R,2R 2/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 3,4,5R 3/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 4/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 6R 5/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 8R 6/7

 

1998年【詩のボクシング】ねじめ正一vs 谷川俊太郎 審査結果7/7

 

ビデオVHSに録画していたのですが、引っ越しの時に処分してしまったのか、現在は手元にありません。

 

YouTube動画にアップされていたので、何年ぶりかで、堪能できました。

 

屋台で飲みながら採点する詩人、奈良女子大の文芸部メンバーが登場するなど、番組構成も素晴らしかった。

 

あの頃は、まだ東京に住んでいて、大病した後なのに、野心に燃えていたのを憶えています。

 

詩は楽譜のようなものである。詩の朗読は、音楽の演奏に似ているという谷川俊太郎さんの言葉が忘れられません。

 

消費され、忘れ去られる言葉ではなく、繰り返し味わえ、心の糧となる言葉を、これからも大事にしてゆきたいと思いました。