前回の記事「もう一度、読まずには死ねない名著は?」で、「これがないと生きていけないというような本はなかった」と書きました。
しかし、捨てがたい名作は多く、結局のところ、ある程度の冊数は、新居に持って行くことになりそうです。しかし、できるかぎり、絞り込みたいので、そこはバッサリと切り捨てますよ。
現在、キーボードの横に、何冊か、捨てがたいと感じる文庫本を積み上げてあるので、ご紹介しましょう。
植草圭之助「冬の花 悠子」
吉川英治「草思堂随筆」
東山魁夷「風景との対話」
木村久迩典「素顔の山本周五郎」
室生犀星「我が愛する詩人の伝記」
どうしても他人に奨めたくなる名作というよりも、自分の思い入れの強さから、捨てられないのです。
かといって駄作は一つもないのですが、その多くは現在、絶版になっているようです。
ただ、古本でなら、手に入れることは可能なので、興味を持った方は、ネットで検索してみてください。