カタカナ語の使い方にも注意が必要です。

 

例えば、「コピーライター」という言葉。日本語に直すと「広告文案家」となります。この場合は、日本語の方が意味はわかりやすいですが、コピーライターの方が一般的に流布していますので、コピーライターと表記した方が良いでしょうね。

 

「モチベーション」はどうでしょうか? MBA用語集によると、以下の意味となります。

 

目標に向けて行動を喚起する心理的エネルギー、行動を促す動機。俗にいう「やる気」。

 

アフィリエイトなどのネットビジネスでも、この「モチベーション」というカタカナ語はよく使われます。「動機」「やる気」のことですよね。「モチベーション」の場合も、カタカナ語のままの方が意味が通じやすいかと思います。

 

一方、日本語に変換した方が読者に親切であると思われるカタカナ語があります。以下、それをあげてみましょう。

 

日本語に置き換えた方が良いカタカナ語(言葉)

 

アカウンタビリティ(説明責任)

アクセスチャージ(接続料)

アジェンダ(検討課題)

アセスメント(影響評価)

インキュベーション(起業支援)

インタラクティブ(双方向性)

エンパワーメント(能力開発・権限付与)

コージェネレーション(熱電併給)

コミットメント(実行計画・確約・関与)

コンシューマー(消費者・購買者)

コンソーシアム(共同事業体)

コンパチブルマシン(互換機)

コンプライアンス(法令遵守)

サマライズ(要約)

スキーム(計画)

スケールメリット(規模を大きくすることで得られる効果)

ストックヤード(一次保管所)

デジタルキャッシュ(電子マネー)

デジタルデバイド〈承保格差)

デフォルト(初期設定)

デポジット(預り金)

ドクトリン(基本原則)

トレーサビリティー(履歴管理)

ハーモナイゼーション(協調)

プライオリティ(優先順位)

ブレイクスルー(打開・突破)

ポートフォリト(資産構成・作品集)

ボトルネック(支障)

モラルハザード(倫理崩壊)

 

この場合、自分はカタカナ語でも意味がわかるからといって、読者も理解できると決めつけないことが大切です。

 

文章の基本は「わかりやすさ」が大事。カタカナ語が使いたい場合は、日本語も表示しておくと良いでしょう。