風花未来が、優れた詩や美しい大和言葉など、日本語の力を再発見。Web文章の書き方講座も連載中。

menu

美しい言葉

「うらさびしい」を「裏さびしい」と書くのは間違いで「心さびしい」が正しい。

例えば、次のような一文。

うらさびしい雨の日曜日は、何もする気になれず、泣きたいようなやるせない気持ちになってしまう」

この「うらさびしい」を「裏さびしい」と書くのは誤りです。「さびしい」が正しいのです。

「うら」の意味を知れば、「裏」と間違わないで済みます。

「心」には「うら」という読み方があるのですが、これを知ってる人はあまりいません。

ではなぜ、「心」を「うら」と読むのか? 

その理由がなかなか興味深いですよ。

目に見える肉体、つまり「おもて(表)」に対し、目に見えない「心」は「うら(裏)」というわけ。

「うらさびしい」は、心の奥底の本音はさびしい、心の奥にはさびしい感情がある、という意味が込められているのです。

ただし、「うら若い」の「うら」は「若い」と書くのが正しいので注意が必要です。

「末」にも「うら」という読み方があり、「梢の葉」という意味があります。そのため、「末若い」とは、出たばかりの梢の葉のようにみずみずしい様子をあらわすのです。

とにかく、「裏さびしい」「裏若い」と書くのは間違いなので、ご注意ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

お気に入り(ブックマーク)に追加してくだい♪

キーボードの「Ctrl」と「D」を同時に押してから「完了(追加)」ボタンをクリックしてください。「美しい言葉.com」を「お気に入り(ブックマーク)」に追加できます。

応援、ありがとう♪

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 丁寧な暮らしへ