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高村光太郎の詩「ぼろぼろな駝鳥」を読み継いでゆきたい理由。

高村光太郎(たかむらこうたろう)の詩ぼろぼろな駝鳥」をご存知の方の多くは、教科書になっていたことに起因するのではないでしょうか。

 

【動画】(朗読)高村光太郎「ぼろぼろな駝鳥」

 

実は、私もそうです。

 

現在、教科書問題がしばしば話題にのぼりますが、多くの場合、歴史についてですよね。

 

私個人としては、教科書に載っていた文学作品には満足しています。一生、愛続できる名作を教科書によって知ることができたから。

 

一生、愛続できる名作、その一つが高村光太郎の詩「ぼろぼろな駝鳥」なのです。 この記事の続きを読む

言葉の力で今の暮らしを変え、明るい未来をつくる。

先日、新しい元号「令和」についてお伝えしたところ、たいへんな反響をいただきました。

 

スマホの時代になって、ますます言葉をおろそかにされているという心配があります。

 

しかし、その一方で、「令和」という元号が「万葉集」からとられていることから、万葉集ブームが起きているという現実もあるのですね。

 

やはり、日本人は、言葉に対して、極めて敏感な感性を持っているようです。

 

もうすぐ、御代替わりとなり、元号が「令和」に変わります。そこで、これまでも当ブログ「美しい言葉」は、言葉をテーマにしてきましたが、その取り組み方を強化し、一歩も二歩も進めることにしました。

 

ブログのテーマも変えますので、今回はそのことについてお伝えします。 この記事の続きを読む

「一生懸命」は間違いで「一所懸命」が正しい?

次のことは、予備校の先生に教えていただいたのですが、全力で頑張ることを「一生懸命いっしょうけんめい)」と言いますが、実は「一所懸命いっしょけんめい)」が正しいとおっしゃるのです。

 

辞書を調べますと「一生懸命」は「一所懸命」から出た言葉とありますが、「一生懸命」は誤用だとは書かれておりません。

 

「一所懸命」は、中世の武士が先祖伝来の所領を命懸けで守ったことに由来し、切羽詰まった状態にも使われました。

 

これはもう、「一生懸命」が一般的であって、ひたすら努力する様を「一所懸命」と言う人は少ないでしょう。私はある時期まで「一所懸命」と書いていましたが、今では「一生懸命」と書くようになっています。

 

ただ、「一生懸命」の語源は、武士が命がけで任務を遂行したことからくるので、少し頑張るくらいのことを軽々しく「一生懸命」などとは表現しない方が良いと、最近になって感じるようになりました。

 

大げさな表現、オーバーな言いまわしは、日本語を下品にしてしまいます。

 

「一生懸命」というかわりに、「ひたむきに」とか「 高い集中力で」とかいう等身大の言葉を使った方が、たいていの場合は文章の流れもスムーズになるのではないでしょうか