映画「ガラスの中の少女」には今まで見たこともない吉永小百合がいた。

吉永小百合が怖かった。

 

映画の「ガラスの中の少女」をご存じだろうか。

 

私は今回、アマゾンプライムで偶然見つけて鑑賞したのが、初めてだった。

 

ガラスの中の少女

 

私は吉永小百合のファンではないが、この女優が出演した映画を数多く観てきた。

 

この映画「ガラスの中の少女」には、今まで見たこともない吉永小百合がいた。

 

気の強い少女を演じるのが吉永小百合は得意だが、気が強いのではなく、生命体としての少女の野生を感じたのだ。

 

野生の少女は、傷つきやすく内向的だが、瞳がキラキラ輝いている、その瞳の輝きは、命の純度の高さを示している。

 

そんな野生の少女が怖かった。

 

ネタバレになって申し訳ないが、その野生の少女は自ら死を選んだ。しかも、心中という形で……。

 

「ガラスの中の少女」は、1960年の日活映画。監督は若杉光夫吉永小百合の初主演映画で、浜田光夫とのコンビの最初の作。

 

初主演だから、吉永小百合から野生が消えていなかったのかもしれない。

 

ふと、エリザベス・テイラーの初期映画「陽の当たる場所」を想い出した。

 

当時のエリザベス・テイラーは19歳だが、その透明感と美しさは息をのむほどだった。

 

「ガラスの中の少女」を演じた吉永小百合は、当時15歳で、その幼さが野生を発露させたことは、特筆に値する。

 

「陽の当たる場所」は1951年の作品だが、そういうことは、今回はどうでもいい。

 

吉永小百合にあって、エリザベス・テイラーになかったのは、少女という生命体が発した野生である。

風花ワークショップの募集は終了しました。

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風花ワークショップの内容は、風花まどか大学に引き継がれましたので、風花まどか大学で学んでみませんか?

 

風花まどか大学

 

風花ワークショップのご案内

 

少人数で学べる、語らいの場を、思い切り楽しみ、そして、笑顔をお持ち帰りください。

 

 

シーズン2の日程は以下のとおりです。

 

2022年09月10日(土)14:10~15:55(終了)

2022年09月24日(土)13:10~15:55(終了)

2022年10月08日(土)13:10~15:55(終了)

2022年10月22日(土)13:10~15:55(終了)

2022年11月05日(土)13:10~15:55(終了)

 

【内容】

ワークショップの内容は、毎回異なります。同じ講義は致しませんので、ご確認の上ご参加くさい。

 

【会場】TKP池袋カンファレンスセンター5D

会場とアクセスのご案内はこちらへ

 

【講師】風花未来

風花未来のプロフィールはこちら

 

【通しテーマ】まあるい未来~人の時代へ

 

風花ワークショップには、すべての会を貫通する通しテーマがございます。

 

その通しテーマは「まあるい未来(人の時代)の創造」です。

 

風花未来のキャッチフレーズ2022は 「もっと、人らしく!」。

 

私たちはもっと、人らしくなって良いのではないでしょうか。

 

人の時代の創造」を目指して、まろやかに、しなやかに、風花未来と語り合いましょう。

 

「物の時代」でも「情報の時代」でもない、「人の時代」を今こそ目指しましょう!

 

人が人らしく、自分が自分らしく生きられる社会を、ごいっしょに作ってまいりませんか!

 

【個別テーマ】

個別テーマは毎回異なります。以下の内容からいくつかをピックアップしてお贈りします。ワークショップの内容は、毎回異なります。同じ講義は致しませんので、ご確認の上ご参加くさい。

 

●政治は意外と簡単、詩は水や空気と同じくらい身近です。

●たった一篇の詩で人生が変わる、世の中がひっくり返る!

 

●反戦!戦争をしないために、絶対にやらなければならない3つのこと
●心の貧困問題について~4つのことを変えればだいじょうぶ

 

●1960年代にタイムトリップしてみよう!秘密のおもちゃ箱の中身は?
●風花未来が突然、アカペラで唄いだしてしまいます!

 

●もう、あなたは、青い鳥を探すために、旅をしなくても良いのです

 

●日本が根本的に良くなり、豊かな未来を創造するには〇〇〇しかない!

●「詩心回帰」よりも、もっと丸く、しなやかに語る「心のふるさと」再発見

●「詩心」の7つの美点を活用した、未来創造プランの作り方

ときめき発見術~名作詩の中に「希望の未来」を見つける

●自分の感性で感じ、自分の頭で考え、自分の言葉で語る能力のアップ

●「つながる」ことで、より豊かに~和らぎのコミュニケーション術

●人が人らしく、自分が自分らしく生きられるようになる、人の時代の創造

 

◆少人数の寺子屋スタイル

 

前半は、風花未来からのプレゼン(ご提案の説明)。後半は、ワークショップ(風花未来の司会によるディスカッション)となります。これは基本構成であり、毎回異なります。

 

東京のど真ん中である池袋に、あえて人のぬくもり」が感じられる場を作りたいのです。

 

◆質疑応答

 

参加いただいた方々の声(ご質問・悩み相談・感想・意見など)に、ワークショップ会場にて、お応えします。

 

◆懇親会

 

開催の有無、場所、時間などは当日、決定いたします。

 

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映画「MIFUNE: THE LAST SAMURAI」を観ると、三船敏郎がなぜ凄いのかがわかる。

映画「MIFUNE: THE LAST SAMURAI」は2015年に公開されたアメリカ映画。

 

監督は、スティーブン・オカザキ

 

MIFUNE:THE LAST SAMURAI [DVD]

 

忘れないうちに一番大事なことを記しておく。

 

三船敏郎がなぜあれほど偉大になれたのか、それは三船が戦争の生き残りだからだ。

 

神風特攻隊として飛びだってゆく少年兵に「天皇陛下万歳なんて言わずに、おかさん、ありがとうございましたって言うんだぞ」と三船は声をかけたとのこと。

 

三船敏郎が戦争を経験していなかったら、極限状況を体験していなかったら、あの七人の侍での演技はできなかったろう。

 

あの黒澤明も、三船敏郎には演技指導しなかったという。

 

百姓上がりの侍である人物を、三船敏郎は自分で研究して演じ切ったのである。

 

ハリウッド男優が束になってかかっても、三船敏郎にはかなわない。その理由に合点がいっただけでも、このドキュメンタリ映画を見た甲斐があった。