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サトウハチローの詩「母という字を書いてごらんなさい」

サトウハチローの「母という字を書いてごらんなさい」というのをご紹介します。

 

【動画】(朗読)サトウハチローの詩「母という字を書いてごらんなさい」

 

母という字を書いてごらんなさい

 

母という字を書いてごらんなさい
やさしいように見えて むずかしい字です
恰好のとれない字です
やせすぎたり 太りすぎたり ゆがんだり
泣きくずれたり……笑ってしまったり
お母さんにはないしょですが ほんとうです

 

文字や言葉そのものを詩にしてしまうことも、詩人の得意技の一つで言えるでしょう。

 

サトウハチローは「母」という一文字を物の見事に詩にしてしまった。

 

ユーモアがあり、哀歓があり、母親への愛情もそこはかとなく伝わってきます。

 

最後の一行には意外性があり、この一行が書けることが作家としての「豊かさ」を示していると私には感じられました。

 

私は常日ごろから「漢字一文字の世界」に惹かれる傾向がありまして、記事にしたことがあります。

 

⇒光(ひかり)。漢字一文字の美しい日本語。

 

また、サトウハチローの詩は何回か取り上げています。魅力的が詩がたくさんあるからです。才能の豊かさは、数多い優れた日本の近現代詩人の中でもトップクラスだと言って間違いありません。

 

五感(感性)の鋭さ、情感(喜怒哀楽)の豊かさ、観念ではなく、生活感覚に根差した、皮膚感覚に近い人間愛などなど……。

 

読んだ瞬間に「ハッとする」輝きを放つ独特のフレーズ表現は、サトウハチローの天分ですね。「天才」という言葉を思わず使いたくなるのどです。

 

詩心回帰でかなえたい、4つの創造的進化

詩心回帰の4つの創造的進化

 

1)詩心回帰(詩心が日常に息づく美的調和生活)⇒創造的回帰

 

「詩心」は肥沃な土地(畑)のようなもの。土がやせてしまったら、豊かな実りは期待できない。

 

政治家は詩心に目覚め、創造的回帰(人間的進化)を目指すべき。

 

「回帰」の中には先端技術を平和活用し、人が人らしく、伸び伸びと生きられる社会の再構築という意味が含まれる。

 

また失ってしまった「心のふるさと」に帰る(想い出す)という意味も入っている。

 

人類は先端科学技術をロクなことに使ってこなかった。破壊力が増す武器やスマホに代表さえる便利ツールは、人を決して幸福にはしない。

 

2)余白文化(干渉されない時空間のある社会)⇒創造的余白

 

スローガンは「ゆっくり」。

 

「何もないから何もかもがある時空間」を、社会と個人が意図的に作り出す。

 

社会を機能的にし過ぎない、余白(遊び)のある社会づくり、「創造的放置のススメ」。

 

息苦しさ、閉塞感からの脱出。

 

3)遅速社会(時の速度を落とし、暮らしに和みを)⇒創造的遅速

 

スローガンは「ゆっくり」。キーワードは「なごみ、まるみ、やわらぎ」

 

心という畑を広く深く耕やせる、ゆとりある本当に豊かな暮らしを。

 

4)名作巡礼(名作を体感するだけの自己教育)⇒創造的習得

 

人は豊かな自然と超一流の芸術作品(詩文学・音楽・絵画・建築など)に、日常的に接することができる環境に暮らせば、自ずと、文芸復興(人間復興)を目指し、平和な調和社会を志向するようになる。

 

詩は暗唱する。

 

悪性の抑制と、善性の伸長

 

政治の役割は人間の持つ悪性を抑制し、善性を伸ばし、国民が安心して調和的に暮らせる社会を創造することにある。

 

 

おすすめの詩集を厳選しました。

ドラマチック文章術 入門講座

ドラマチック文章術という言葉を耳にしますと、初心者の方は、難しそうに感じるかもしれません。

 

心配しないでください、大事なのは、最初に本質(核心)を理解することです。後は、その本質を自在に使いこなせるように、慣れてゆくだけで良いのです。

 

逆に、最初に核心をつかんでおかないと、いくら努力しても、人の心を動かす記事は書きにくいので、ご注意ください。

 

以下、構成と内容にわけて、簡単に説明しますね。

 

1)構成

 

風花初芽」では、「お役立ち記事」では最初に「問題提起」をすることを、「レビュー記事」では、「良い事件の明示」をすることを推奨しています。

 

いずれも、冒頭で「謎の提示」をするわけですね。

 

冒頭で謎を提示し、その続きで謎を解明してゆくのが、ドラマチック文章術の公式です。

 

もっとシンプルにしますと、ドラマチック文章術の構成は以下のようになるのですね。

 

謎の提示→謎の解明

 

これは、小説ならミステリの構成ですし、エンターテイメント作品ではよく採用されるパターンなのです。

 

要するに、文章にドラマ性を持たせるということは、エンタメの構成を採用することになります。

 

2)内容(変化)

 

記事の構成がわかったら、次には、書く内容を確認しましょう。

 

書く内容は「変化」という事件、その謎の提示と解明。

 

では、なぜ「変化」に、そこまでこだわるのか?

 

世の中には「変わりたい」と願っている人が実に多いのですね。

 

「変わりたい」と思うのは、現実に満足をしていないからです。

 

現実に満足していなければ、必ずそこに悩みが生まれます。

 

悩みは辛いです。だから、人はその悩みを解決して、悩んでいる自分から悩みを解消した自分へと変わりたいと願うわけです。

 

ですから、悩みを解決したという変化の体験を語ると、読者に共感されやすくなります。

 

また、売れている商品の多くは、人の悩みを解決してくれる能力を持っていることを確認してください。

 

商品を確実に売るためには、悩みの解決という変化をもたらしてくれる力が商品にあることを、生き生きと読者に伝える必要があります。

 

ただ、性能などを詳しく説明するだけでは、読者は買ってくれないものです。

 

そのために、レビューアーは、自分の変化をドラマチックに語ることで、読者に「自分のあなたと同じ方法で悩みを解決してみよう」と決心させなければなりません。

 

その書き方のことを「ドラマチック文章術」と「風花初芽」では、呼んでいるのです。

 

ですから、結論的に申しますと、ドラマチック文章術では、以下のことをかなえる必要があります。

 

変わりたいと願っている人に向かって、自分が変わった体験をドラマチックに伝えることで、読者にも同じ方法で変ろうと行動してもらうこと。

 

それが、読者が商品を買うということ、即ち「商品が売れること」なのです。