風花未来が、優れた詩や美しい大和言葉など、日本語の力を再発見。Web文章の書き方講座も連載中。

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美しい言葉

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伊東静雄の詩「自然に、充分自然に」を読み返した感想

伊藤静雄の詩「自然に、充分自然に」は教科書に載っていたので、忘れずに記憶しています。思うに、教科書に載っていた詩はすべて憶えていて、自分の人生に微妙な影響を与えているように思えてなりません。 さっそく伊藤静雄の「自然に、充分自然に」の…

「マンガで読む名作 智恵子抄」を読んだ感想

私は文庫本ですが、何冊か高村光太郎の詩集を持っています。私が最も愛読してきた詩集の一つが高村光太郎詩集なのです。 高村光太郎はいろんな優れた詩をのこしておりますが、中でも「智恵子抄」は高く評価されています。 高村光太郎の「智恵子…

木下夕爾の詩「晩夏」がもつ牧歌的な抒情は今でも貴重すぎます。

今回ご紹介する詩は、木下夕爾の「晩夏」です。昔は教科書にも載っていたらしいのですが、ご存知でしょうか。 停車場のプラットホームに 南瓜(かぼちゃ)の蔓が匍(は)いのぼる 閉ざされた花の扉のすきまから てんとう虫が外を見ている …

三好達治の詩「大阿蘇」は教科書に今も載っているでしょうか?

先日は三好達治の詩「乳母車」をご紹介しました。今回は同じく三好達治の「大阿蘇」を取り上げます。 雨の中に 馬がたつてゐる 一頭二頭仔馬をまじへた馬の群れが 雨の中にたつてゐる 雨は蕭蕭(しょうしょう)と降つてゐる 馬は草…

八木重吉の「母をおもう」は、親友が教えてくれた想い出の詩

八木重吉の詩は、自分で「八木重吉論」を書いたほど、何度も何度も読みました。実は、八木重吉の詩の魅力を教えてくれたのは、私の親友です。彼は国立大学を卒業して、大手企業に就職した男で、文学とかにはほとんど縁のない、オートバイが好きなスポーツマン…

淡くかなしきもののふるなり~三好達治「乳母車」より

学生時代に傾倒したにもかかわらず、その後ほとんど読まなくなってしまった詩人がいます。三好達治(1900年~ 1964年)です。 ご存じでしょうか? 最近の教科書には、三好達治の詩は載っていないかもしれませんね。載らなくなっているとした…

最も感傷的で、最も美しい、日本の抒情詩とは?

最近、二十代の時に読んだ、日本の近代詩のことがしきりと思われてなりません。深まりゆく季節のせいなのか、それとも他に深い理由でもあるだろうか、と独り首をかしげる私です。 そんなわけで、今回は日本の抒情詩の名作をご紹介することにしましょう…

宮沢賢治「雨ニモマケズ」の言葉力

今年、2014年の11月1日から「雨ニモマケズ2015」というメルマガを始めます。 庶民の生活はますます苦しくなる中で、そうした困難に負けないで、元気に楽しく暮らしてゆきましょう、という訴えかけが、このメルマガの基調低音になっているの…

笠木透「わが大地のうた」に生きる原点を感じとった遠い日のこと

このブログ「美しい言葉.com」では、これまで様々な詩をご紹介してきました。中には、楽曲とともに唄われる、いわゆる歌詞も含まれています。今日登場する詩も歌詞として歌い継がれている歌詞です。 笠木透という人をご存じでしょうか? 1…

トンボの羽は何色ですか?

「個性」とか「自分らしさ」とかいう言葉は、一見魅力的ですが、多くの誤解でごちゃごちゃになっている気がしてなりません。 個性とは、自己主張すること、自分の我を押し出すことだと思っている人が多いのですが、それは、間違いだと、最近になって、…

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