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萩原健一が主演した「渋滞」は、じわじわくる腹痛のような共感がたまらない。

渋滞」という古い映画を見ました。

萩原健一が主演の映画だと言えば、その古さが想像しやすいかと思います。

これは心に沁みる映画ですね。隠れ名作と言っていいほど、完成度も高いです。

12月30日~1月3日までの物語。

家族4人が、四国の実家に車で帰るという設定です。

30日に東京を出発し、その日のうちに田舎に着くはずが、渋滞に巻き込まれ、その後も次々にアクシデントが発生し……。果たして、4人家族は、実家に帰れるのでしょうか?

萩原健一と黒木瞳の存在感が凄い。

1991年の作品ですが、こういうことって、今でもあると思います。

「渋滞」ではなくとも、派遣切りにせよ、年金問題にせよ、結局は、庶民はやり場のない嘆きを、抱えて生きてゆくしかないのですね。

「渋滞」という映画は、庶民の哀歓を繊細に描写。家族、人と人とのつながりを、丁寧に表出しているところが、素晴らしいと思いました。

それにしても、映画は役者の力が実に大きく作用する、そのことを改めて痛感した次第です。

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