カテゴリー:文章の書き方講座

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ご都合主義と読者目線

文章の書き方 - 文章の書き方講座

今日のテーマは「ご都合主義」です。

 

伝わる文章を書くために必要な要素として、「読者目線」を持つことがあげられます。

 

自分がこう書いた時に、読者さんはどう感じるだろうか?  そういう視点を常に持っていることが大事。

 

このことについて、風花は繰り返し述べているのですが、この「読者目線」を大切にしている人は、本当に少ないという現実があります。

 

逆に多いのは「自分の都合に合わせて文章を書いている人」。それを「ご都合主義」と呼びます。 続きを読む

手紙は文章のお手本。ラブレターは最良の文章。

文章の書き方 - 文章の書き方講座

シリーズでお伝えしている「文章の書き方講座」。今回のテーマは「手紙」です。

 

ビジネス文書も手紙

 

以前「ビジネス文書は背広である」という言葉について書いたことがあります。女性の場合は背広とは言いませんから「背広」を「スーツ」と書き換えた方が良いでしょうね。

 

必要にして充分なことを確実に伝える、無駄のない文章が、ビジネスでは求められます。

 

そのために「ビジネス文書には形容詞は要らない」「胸ポケットのバラの花も要らない」と言われます。

 

かといって、ビジネス文書は、無味乾燥な事務的な定型文で良いのかというと、決してそうではありません。

 

ビジネス文書も手紙の一種だということを、忘れてはなりません。 続きを読む

ライターにとって「想像力」とは?

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今回のテーマは「想像力」です。

 

文章を書く場合、「想像力」が不足していますと、読者との間に友好関係が築けません。

 

つまり、読者が増えてゆくことはないのです。

 

「想像力」とは「自分がもしも~だったら……」と考える心のゆとりとも言えます。

 

読者視点を持つことは難しいと考えている人が多いのですが、「もしも、自分が読者の立場だったら……」と想像すれば、おのずと見えてくるものがあるでしょう。

 

想像力とは「思いやり」のこと。

 

読み手の気持ちを配慮している文章は、非常に読みやすいですし、疲れている時にも、癒され、元気が出るものです。

 

反対に、相手の心情を思いやることなく、ゴリ押しをしてくるような文面は、正直、疲れます。

 

例えば、無神経なメール文を読んで傷ついたり、コメントによって気分が落ち込んだりしたことはありませんか。

 

自分がされて嫌なことは、他人には絶対にしない、そう考えるだけでも、ちょっとした文章の書き方が変わったりするものです。

 

逆に、自分がされて嬉しいことを、読者に提供してみようと考えれば、視界が開けてきませんか。

 

なかなか、できないこともありますが、思いやりの精神は大事ですよね。

 

「もし自分が~だったら」と考える、心のゆとり、豊かな想像力を持っていれば、読者に誤解されることは避けられ、

まろやかな友好関係を育ててゆけるのではないでしょうか。

 

想像力が豊かになれば、文体も変わると思います。

自分メディアライターとは?

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多くの人が、ブログアフィリエイターはコピーライターのような文章を書くべきだと勘違いしています。

 

その勘違いを正すためには、ブロガーのことを「自分メディアライター」と呼ぶことが必要だというのが、風花未来の持論です。

 

言葉として定着していない「ブロガー」という職業

 

ブログに記事を書いて、それによって生計を立てている人、あるいは副収入を得ている人のことを何と呼ぶのでしょうか。

 

もっとも一般的に使われるのは「ブロガー」だと思います。

 

例えば、あなたはブログを使って、月に30万円の純利益を上げているとします。

 

もしも「あなたの職業は何ですか?」と質問されたら、あなたは「ブロガー」と即答するでしょうか。

 

「ブロガー」と答えても、その後に長い注釈が必要になることは間違いありません。

 

では「ブログライター」はどうか? 続きを読む