風花未来の今日の詩は「これからの愛」です。
これからの愛
愛は「光」だと
思っていた頃があった
今は どうか
愛は「光」だけではない
植物にたとえるなら
愛は「陽光」であり
「土壌」であり
「水」であり
「生命体」そのものだ
では 人にとっての愛とは
愛は「光」であり
「水」であり
「風」であり
「夢」であり
「希望」であり
「生きること」そのものなのだ
人類愛とか
そういう観念的な愛は
自己愛の裏返しである
と言ったのは
ドストエフスキー
観念の愛は
本物の愛ではない
本物の愛は
祈ることだけでなく
実際の行動の中で
人とつながり
苦しみ あえぎながらも
心の汗を流しつづける
地道な営みであると語り
それを「永久調和」に至る
唯一の道だと
わたしに教えてくれたのも
ドストエフスキーだった
残りの人生で
わたし自身が
観念的でない
本物の愛を生きるとしたら
生きてみよう
しょいこんだ荷物を降ろして
無心になって
ただ
愛してみよう
愛だけになってみたい

