映画「」は1964年に公開された日本映画。

 

監督は三隅研次。原作は三島由紀夫の同名の小説である。

 

出演者は以下のとおり。

 

国分次郎:市川雷蔵

壬生:長谷川明男

伊丹真理:藤由紀子

賀川:川津祐介

藤代滋子:紺野ユカ

次郎の父・国分誠一郎:稲葉義男

木内:河野秋武

壬生早苗:小桜純子

国分ひろ子:角梨枝子

多田:高見国一

 

市川雷蔵と川津祐介の対立、その緊張感がいい。また、藤由紀子の異様なほどの美しさが強く印象に残った。

 

結末には納得できない。しかし、この不自然すぎる生の決着は、三島由紀夫らしいと思えばうなずけるのである。