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森の中で詩を書く風花未来

 

風花未来の今日の詩は「森の中で」です。

 

風花未来の詩の小径より

 

「森の中で」をめぐって

 

こんにちは。風花未来です。

 

今日は、私の詩の中でも、ひときわ“素直な願い”がそのまま形になった一篇「森の中で」について、お話しいたします。

 

この詩は、私の心の奥にずっと住みついている、“森への憧れ”をそのまま言葉にしたものです。

 

森という場所は、私にとって、ただの自然ではありません。

 

人の気配が薄れ、世界の輪郭が静かにやわらぐ場所。

 

そこでは、時間がゆっくりと呼吸し、心が本来の姿に戻っていくような感覚があります。

 

詩を書くという行為は、森の中で深呼吸することに、とてもよく似ています。

 

余計なものがそぎ落とされ、言葉が自然に湧き上がってくる。

 

そんな“原点”のような場所を、私はずっと求めてきました。

 

それでは、まずは詩そのものを、静かに置かせてください。

 

どうか、あなたの心の中にも、小さな森がひらきますように。

 

森の中で

 

森の中で暮らしたい

 

樹々の息づかいを感じたり

 

小鳥やリスたちと遊んだり

 

本を読んだり

 

詩を書いたり

 

ウトウトと

眠ってしまったり

 

ボクを

起こしてくれるのは

 

小鳥かな

リスかな

 

それとも

 

舞い落ちてくる

木の葉かな

 

雨だったら

困るけど

 

ううん それも

気持いいかも……

 

森の中が

今日は

むしょうに

恋しいのです

 

以前にも、同様の詩を書いていた気がしたのですが、以下がそれに当たるようです。よろしければ、お読みください。

 

しーちゃん

 

詩の奥にあるもの──風花未来より

 

この詩は、技巧を凝らしたものではありません。

 

むしろ、心の声をそのまま紙に置いたような、とても素朴で、飾り気のない詩です。

 

けれど、私はこうした“素朴さ”の中にこそ、人が本当に求めているものが宿ると感じています。

 

森の中で暮らしたい──それは、現実的な願望というより、“心が帰りたい場所”の象徴なのかもしれません。

 

樹々の息づかい、小鳥やリスの気配、本と詩と、うたた寝。それらはすべて、人が本来持っている静けさとやさしさを思い出させてくれるものです。

 

そして、「雨だったら困るけど、ううん、それも気持ちいいかも……」
という一節には、自然に身をゆだねる心の柔らかさが滲んでいます。

 

森は、私たちに“受け入れる”ということを教えてくれます。

 

良い日も、悪い日も、晴れも、雨も、そのままの姿で抱きしめてくれる。

だからこそ、私たちはときどき、どうしようもなく森を恋しくなるのでしょう。

 

今日、この詩を読んでくださったあなたの心にも、ほんの少しでも、森の風が吹き抜けていたら嬉しく思います。

 

風花未来