またまた、クリント・イーストウッド監督・主演の映画を見てしまった。

 

今日ご紹介するのは「運び屋」。

 

 

「運び屋」は、2018年のアメリカ映画である。

 

脚本は80歳代でシナロア・カルテルの麻薬の運び屋となった第二次世界大戦の退役軍人であるレオ・シャープの実話に基づいている

 

驚くべきは、この映画に出演した時のクリント・イーストウッドは、88歳だということ。

 

もちろん、それくらいの年齢には見える。実年齢よりも若く見えるというわけではない。

 

怖ろしいのは、その表現欲、創作意欲である。90歳近くになろうとする老人が、すさまじいいエネルギーを燃やしたものだ。

 

しかも、晩年の黒澤明と違って、クオリティが全く落ちていない。

 

「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」と続けて見てきたが、この「運び屋」が一番良いかもしれない。