「ヤングなでしこ」こと、サッカーU-20日本女子代表の人気が日ごとに高まっているようです。その人気の理由は、「なでしこジャパン」がロンドン五輪で銀メダルを獲得し、女子サッカーが注目されているから、それだけではありません。
「ヤングなでしこ」の人気の凄さは、タレントの抱負さにあります。これまで当ブログでは、猶本光、仲田歩夢の2人を取り上げましたが、このほかにも、才能あふれる選手がたくさんいるのです。
今回、ご紹介する、田中陽子は、もっとも将来を嘱望される選手の1人。なでしこジャパンのキャプテンである、宮間あやの後継者という声も浮上しているくらいです。
田中陽子プロフィール
田中 陽子(たなか ようこ、1993年7月30日 - )は、山口県山口市出身の女子サッカー選手。INAC神戸レオネッサ所属。ポジションはミッドフィールダー。
日本サッカー協会が全国から能力の高い選手を選抜して、中高と恵まれた環境で育てる、エリート教育機関JFAアカデミー福島の1期生。2008年のU-17女子W杯には、岩渕真奈らと共に飛び級となる15歳で選出された。2010年にも同大会に選出され、全試合にスタメン出場。ボランチながら、ミドルシュートで6試合4ゴールを挙げる活躍を見せ、日本の準優勝に貢献した。
2012年、アカデミー卒業後、INAC神戸レオネッサに入団した。3月15日、日韓女子リーグチャンピオンシップの高陽大教ヌンノピ戦でINAC公式戦初出場を果たし、6月23日、なでしこリーグカップの福岡J・アンクラス戦で公式戦初ゴールを挙げた。(引用元:ウィキペディア)
今回の U―20女子W杯では、田中陽子はトップ下に入ることが多いようです。同じく注目度の高い猶本光と比較しますと、得点能力が高い、ドリブルで仕掛けられるなど、攻撃力は猶本光も上。さらには、左右のどちらの足でも正確なフリーキックが蹴られるので「ヤングなでしこ」の攻撃のかなめであることは間違いありません。
人気も、猶本光、仲田歩夢に負けず劣らず、ベスト3に入っているようです。
メキシコ戦、ニュージーランド戦を見るかぎり、田中陽子の魅力は、その勝気さにあると感じました。
周囲に敵選手が何人いても、ひるまないし、必ずといっていいほど、ドラブルで突破を狙う、アクティブさは、買えますね。
これから、試合を重なるうちに、周りの選手とのコンビネーションもよくなってくるでしょうから、ワンツーパスで抜け出るようなプレーも見てみたい気がします。
田中陽子本人は全試合で得点を目指しているらしいですが、それがかなえば「ヤングなでしこ」の優勝が見えてくるかもしれませんね。