今年一年、振り返っただけで、ゾッとします。3ヶ月の塾を2回も開講し、教材も「風花水映」と「風花心伝Rebirth」の2冊を出版。ワークショップこそ、1回だけでしたが、息つく間もなかったというのが実感です。来年は、もう少し、ゆったり行きたいと思っています。

私のところに、情報起業のやり方やメリットについて質問してくる人がおられますが、一言でいいますと、それほどラクなことではないし、業界自体が、あまり良い状態ではないので、オススメできません。要するに、荒れた世界なのです。

インターネットで起業とかを考えるよりは、まずは、ブログで自分を自由に表現することから始めてほしいと思います。

自分を表現したいという欲求が薄く、お金だけが欲しいという理由から、ブログやソーシャルメディアを使おうとする人が多いので、業界が荒むのではないでしょうか。

自己表現は楽しいものです。ただ、上達してくると、つぎつぎと新しい壁にぶつかります。だから、面白いのですね。

奥が深いので、飽きが来ない、それがブログの世界です。

ブログは、またたくまに消費される情報だけでなく、深くて、永久保存の価値がある情報をも配信できます。また、豊かな文章表現も可能です。モバイルメールやツイッターと違うのは、ブログが持つ、この保存性(記録性)にあります。

無名の個人が、自分のメディアを持ち、情報発信したり、自分を自由に表現できるって、実に素晴らしいこと。

自分の言葉で語るということは、自分の存在証明につながるから。何ものにも支配されない自由な自分を確立できるから。

その素晴らしさを満喫することがブログのスタートであり、終着点だと私は感じています。

ブログを書いている人だと自分のことを漠然と思うのではなく、「自分メディアライター」という存在なのだと明確に意識してはいかがでしょうか。そうすること、確実に、一歩前進できると思うのです。