2025年1月1日です。去年、年明けは無理、つまり、年内に死んでしまうのではと思ったこともありました。

 

でも、何とか、新しい年を迎えられました。これも、一つの奇跡だと思うのですが……。

 

それよりも何よりも、主治医の話では、私の寿命はあと2ヶ月で尽きてしまうわけで、とにもかくにも、今日を、今この時を、風花未来らしく、生きたいと思っております。

 

で、風花未来の今日の詩は「死よりは生を」です。

 

死よりは生を

 

余命3ヶ月を宣告されて

1ヶ月がすぎた

 

あと2ヶ月をどう生きるか

 

死よりは生を

と今は願っている

 

死ねばラクになる

身も心もかなり疲れているので

死ねば辛さから解放される

そう思った時もあった

 

余命3ヶ月を宣告された時も

生きる期間が限定されて

気持が軽くなったのは確かだ

 

しかし、早く死にたいとは

一度も思わなかった

余命3ヶ月を告げられて

一瞬だけ安堵したが

その直後から真剣になった

真剣に生きはじめた

 

生まれて初めて

懸命に呼吸し

血液を全身に

巡らせはじめた

 

いつも見慣れた光景も

初めてのもののように

美しく輝いて見えた

 

私は以下の3つを信条に

言葉を発っしてきた

 

否定よりは肯定を

非難よりは讃美を

憎悪よりは愛情を

 

今はもう一つ加えたい

 

死滅よりは復活を

 

残酷な現実こえて

願いをかなえるためには

奇跡を起こすしか

希望の道はないのだけれど