「命を賭して、やり遂げたいこと」、そのように申しますと、大げさに聞こえるかもしれません。しかし、風花未来は、本気で語り始めようとしているのです。

私が今、命がけで、取り組もうとしていることとは……

私のかねてからの悲願でもあったことを、ついに、実行することに決めました。

暮らし、いや、生き方を、究極まで、シンプルにすることです。言い換えますと、どうしても必要なこと(もの)以外は、すべて捨てようと決心しました。

いつか使うかもしれないもの、いつか読むかもしれない本、いつか見るかもしれないDVDなどは、全部、何もかも、廃棄します。

そして、いつか役立つかもしれない情報も、バッサリ、削除し、メルマガもすべて購読をストップ。

私の生業は、インターネットビジネスです。ですから、情報が命だと言われています。しかし、ほとんどが不要な情報です。

実は必要のない、時には間違っている情報さえも、不安をつのらせることで、値段をつけて売りつけるビジネスがはびこっています。

現実には、ほとんどのビジネスが同じ傾向を持っていると言えるでしょう。これだけ文明が進みますと、人間は必要なものは持っており、新たに商品を購入しなければ生きていけないとか、極めて不便な生活を強いられるなどということはありません。

それでもなお、新商品を開発し、売り続けなければ成立しないのが、経済社会なのです。

あふれる情報の中を泳ぎつつ、便利さを謳歌しつづけることが、人間の幸福につながるのならば、私はそれを推奨するでしょう。

しかし、真実は逆なのです。余計なこと(もの)を、本気で捨てはじめないと、人は本当の豊かさは味わえないし、幸福にはなれません。

でも、この「捨てること」ほど、難しいことはないのです。ですから「命がけ」で、やる必要がある。そのことを痛感しているので、声に出して、語り始めているのです。

以上のことを踏まえ、私が運営する塾も、シンプルなスタイルを追求してゆきます。単純な形にだけ、強さや豊かさが宿る信じるからです。