今日の高円寺は雨です。ランチはいきつけのカフェで。ポトフに体が温まりました。

 

昨夜はたっぷりと睡眠をとったので、頭が少し、スッキリしています。紅茶を飲みながら、ふと想ったこと、それは「いちばん美しいものとは」。

 

この世でいちばん美しいと感じるものは何ですか? という問いには、あなたなら、何と答えますか?

 

朝焼けの空、赤ちゃんにお乳の飲ませている時の母親の顔、秋の澄んだ空に広がるうろこ雲、歩道にひっそりと咲くオオイヌノフグリの小さな花、などなど……、さまざまな答えが出てくるでしょうね。

 

あのチャールズ・チャップリンは、同じ質問に対し、意外な答えを述べています。

 

世界で最も美しいのは、一流のテニスプレーヤーの動きである。

 

いかがでしょうか。「美しさの中には必ず哀しみがある」という名言を遺したチャップリンの答えとしては、少し違和感を覚えた記憶があります。

 

チャップリンの名言

 

この世でいちばん美しいと感じるものは何ですか? この問いに関する、あなたの答えを、ぜひ、聞いてみたいですね。

 

紅茶を飲みながら、私の中で浮かび上がった答えは、人の笑顔、でした。

 

濁りのない、澄んだ人の微笑ほど、人の心をなごませ、癒してくれるものはありません。

 

逆に、下品な馬鹿笑いを目の当たりにすると、気持ちが渇いてしまう。

 

人が大好きな私ですが、時に傷つくこともあります。この日本という国から、年々、笑顔の美しい人が減ってゆくように思えてなりません。

 

そう感じながらも、日常生活で、透明感のある素晴らしい笑顔に出逢った時は、大げさかもしれませんが、生きていて良かったなぁと心底思うのです。

 

良い笑顔に出逢うためには、自分自身を磨いてゆく必要があると感じています。自分を高め、心を整えることで、美しいものを、身近に引き寄せることができるのではないでしょうか。