堺雅人(39)主演のTBS日曜劇場「半沢直樹」の人気が凄いらしい。2話の平均視聴率は21.8%で、第1話の19.4%を上回り、第3話でとうとう今年(2013年)最高視聴率の22・9%をたたき出しました。

 

私も1話と2話は見ましたが、悪者たちをぶちのめすという単純な設定が、夏の暑さをブッ飛ばす効果も期待できそうです。

 

プライベートでは菅野美穂(35)と4月に結婚したばかりで、公私ともども絶好調という感じですね。

 

さて、堺雅人という役者さんには、前々から注目していまして、ぜひご紹介したい「隠れ名作映画」があるのです。

先日「ゴールデンスランバー」という堺雅人主演の映画を見まして、かなり面白かったのでした。この映画は2010年に制作されましたが、今日ご紹介するのは、2001年の作品です。

 

そのタイトルは「ココニイルコト」。

 

詳しくはウィキで⇒ココニイルコト

 

主演は真中瞳なのですが、その相手役が堺雅人でした。今回、見直してみて、思ったこと、それは一口に言いますと、こうなります。

 

良い映画です。

 

名作ではなく、隠れ名作と呼ぶにふさわしい、B級の匂さえも心地よい、映画らしい映画でした。

 

タイトルは「ココニイルコト」となっていますが、このタイトリングが良かった。

 

毎日生活していて、自分の存在の軽さ、空しさ、手ごたえの薄さに悩んでいる人は多いでしょう。

 

そんな誰もが一度は感じたことがある「自分はどうしてここにいるのだろうか?」という感覚に、ちょっと不思議なテイストで応えているのが、この「ココニイルコト」。

 

堺雅人は大阪弁で、おどけた感じを出していて、最初見た時、良い役者さんが出てきたなぁ~と思ったものでした。

 

真中瞳は女優としては素人ですが、この映画の中では「存在の軽さ」を、ものの見事に演じてくれています。奇妙な当たり役でした。