風花未来の今日の詩は「花火大会」です。

 

花火大会

 

食材がなくなったので

スーパーに行ったが

道路が まっすぐに歩けないくらいに

人が集まっていた

 

今日 8月1日は

花火大会らしい

 

どうして

こんなに多くの人たちが

花火を見ようと

群れているのだろうか

 

私が花火に心ときめかせたのは

小学生の低学年の時までだった

 

それ以降は

年齢を重ねるごとに

花火も 夏祭りも

祭りそのものも

とにかく

人が異様に集まってくるところが

苦手になってきた

 

では 今のわたしは

 

花火をささやかであっても

わたしの心の中で

打ち上げたいと思って

ふつうの毎日を生きている

 

わたしの書く

詩らしきものも

わたしの心の中の花火だろう

 

背後で花火の爆音を聴きながら

自宅へと急いだ

誰もいない部屋に

一刻も早く逃げ込みたくて

 

自宅の前で

爆音のする方を

振り返った

 

続けざまに炸裂する

花火 花火 花火

 

こんなに

急ぐことないのに

 

休みやすみ

打ち上げてくれれば

じゅうぶんなのになぁ

 

子供の頃に見た花火は

こんな派手ではなかったが

情緒らしきものがあった気がする

 

来年からは

花火大会の日は

絶対に

外出しないようにしよう

 

しかし、

来年の夏祭りまで

生きられるだろうか……