風花未来が、優れた詩や偉人の名言など、言葉(日本語)の力を再発見。「Web文章の書き方(ライティング)講座」を連載中。

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「です・ます」調と「だ・である」調の使い方


文章の書き方に関する本を読みますと、例外なく「です・ます」調か、「だ・である」調のどちらかに、文体を統一しなさいと書かれています。

「です・ます」調と「だ・である」調が、混在している例をあげてみましょう。「言響プロジェクト」について、ブロガーさんが感想を書いているという設定です。

風花未来が企画した「言響(こだま)プロジェクト」は、いま静かながらも、確かな反響を呼んでいるようだ。どうやら、書店で並んでいる本には書かれていない、独自の「文章の書き方」プログラムが明らかにされている点が評価されはじめているようです。私も「言響Letter」を読んでいますが、毎回、何かしらの「驚き」をプレゼントしてくれるので、次の号が楽しみになってしまうのである。ただ、購読サービスと、スカイプサポートのついた塾形式の講座もあるので、どちらにするか迷っています

これでは、読んでいて、違和感を覚えてしまい、読者に対する印象も悪くなります。

以下、修正してみましょう。

風花未来が企画した「言響(こだま)プロジェクト」は、いま静かながらも、確かな反響を呼んでいるようだ。どうやら、書店で並んでいる本には書かれていない、独自の「文章の書き方」プログラムが明らかにされている点が評価されているらしい。私も「言響Letter」を読んでいるが、毎回、何かしらの「驚き」をプレゼントしてくれるので、次の号が楽しみにしている。ただ、購読サービスと、スカイプサポートのついた塾形式の講座もあるので、どちらにするか迷っているところである

この方が、スッキリと読めると思います。

■「だ・である」調のメリット・デメリット

これでお気づきの方もいるでしょう。「だ・である」調の方が、語尾の変化にバリエーションが多いので、語尾が単調になりにくいという長所があります。

その一方で、口調がきつくなりがちで、読者に堅苦しい感じを与えてしまうことも多いという欠点もあるのです。


■「です・ます」調のメリット・デメリット

「です・ます」調ですと、印象はやわらかになります。でも、語尾に変化がつけづらくなるのがデメリットです。「です・ます」以外の語尾は、体言止め、「でしょう」「かもしれません」「してください」などに限られてしまうので、よほど気をつけないと、一本調子で、歯切れの悪い文章になってしまいます。

書くテーマ、対象となる読者層、発表するメディア(媒体)によって、「ですます」でいくか、「である」でいくか、書き始める前に決めておくべきです。

しかし、例外もあります。

文章は「です・ます」調か「だ・である」調のどちからに統一しなさいというのは、基本的なルールであって、実はそれをあえて破っている文章もないわけではありません。

優秀なコピーライターとか作家とかで、あえて、「ですます」と「である」を混在させている人もいます。でもそれは、相当な力がある人がやるべきこと。初心者の方は、まずは語尾の調子は統一して書く習慣を身につけましょう。

その具体例は、こちら⇒「だ・である」調と「です・ます」調を混在させる方法

美しい日本語で書かれた作品をまとめました。


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