映画「コラテラル・ダメージ」を鑑賞しました。主演は、アーノルド・シュワルツェネッガーです。
「コラテラル・ダメージ」という言葉は「政治的にやむを得ない犠牲」と言う意味合いを持つそうです。
ストーリーは、復讐のために、アーノルド・シュワルツェネッガーが奮闘するという単純な設定でした。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画というと、ど派手なアクションが見どころになるわけですが、この「コラテラル・ダメージ」を見て、オヤッと感じたことがあったのです。
それは、派手なアクションで観衆を熱狂させるだけでなく、性格俳優として際立った演技力を示していることでした。微妙な心理を顔の表情であらわして、なかなか良かったのです。
もちろん、アクションも素晴らしいですよ。それと同時に、アーノルド・シュワルツェネッガーは、人間としての哀しみ、優しさを表現していて、演技に深みが感じられたことが収穫でした。
この映画では、シュワルツェネッガーは消防士の役ですから、スーパーマンではない、人間くさい一面が味わえたのだと思います。
最近「ダイ・ハード」など、肩の凝らない、アメリカのアクション映画を見ていますが、今回のような意外な発見があったりして、なかなか楽しいです。