チャップリンは偉大な映画監督でしたが、悲劇映画「ライムライト」を見ればわかるとおり、言葉の魔術師でもありました。「ライムライト」ほど、名言にあふれた映画は、いまだに現れていません。

 

喜劇と悲劇の違いを、チャップリンは物の見事に言い表しています。

 

悲劇とは人生をクローズアップして見せることであり、喜劇とは人生を突き放して見ることをいう。

 

以上のように私なりに意訳して記憶していましたが、ネットで英文が見つかりましたので、ご紹介。

 

Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.

 

チャップリンは、優秀な脚本家でもありましたが、言葉に対する感覚も本当に素晴らしいですね。

 

美しい言葉をたくさん紡ぎ出したチャップリンは詩人であり、誰よりも美しさに敏感だったチャップリンは一流の美学者でもあったのだと思います。