2025年5月21日に、肝臓の癌腫瘍を14個も切除する、12時間半にもおよぶ大手術を受けました。

 

70日間の長い入院生活を終え、自宅療養へ。8月1日に退院し、2ヶ月間、リハビリを続け、ようやく10月から「詩作」を再開できるようになりました。

 

詩作再開の第一作目が、今日ご紹介する詩です。

 

わたしの願い

 

今 わたしが望むこと

それは

重力のない暮らし

 

ふうわり 宙に浮かび

風に ただよい

天使が

天上界と地上界を

翼 はためかせ

行き来するのも

ただ ぼんやり

眺めている

 

そうした

白っぽく

ほうけたものでいたい

 

人間界の生きるジタバタから

遠くはなれて

お日様の温もりだけを頼りに

 

からっぽになって

ふうわりと

宙に うかび

風に ただよい

 

白っぽく ほうけた

意味のないもので

ずっと

いれたらなぁ

 

ずっと

ずっと

 

以下、改めて、去年の「余命3ヶ月」宣告から、今日までの流れを記しておきます。

 

風花未来は2024年12月4日に「余命3ヶ月宣告」を受けました。

 

12月17日より抗がん剤投与を開始。

 

2025年5月21日には肝臓の癌腫瘍を14個摘出する大手術を受け、8月1日に退院。

 

現在は、自宅で訪問医療・福祉サービスを受けながら、手術の後遺症である、腹水貯留と肝性脳症の治療につとめています。