インターネットで調べると「名曲・珈琲 新宿 らんぶる」と出てきます。新宿駅で降りるのは久しぶりで、少々戸惑いましたが、意外と「らんぶる」までは近いのです。簡単に言えば、新宿駅の東口に出て、紀伊国屋書店、伊勢丹を左に見ながら、前進してゆき、右折、左折で、すぐに「らんぶる」の看板が見えます。

地下が禁煙になっているのでオススメ。地下だけで200席もあるらしい。それほど、広いとは感じません。

ただ、純粋に音楽を聴きたいという方は、拍子抜けするでしょう。

店員さんも言っていましたが、別に音に対するこだわりはないそうです。曲のリクエストも受け付けていません。

ただ、レトロな雰囲気の中で、BGMにクラシック音楽が流れている古い純喫茶と想って訪れれば、失望はしないでしょう。

逆に言えば、友だちとの会話も音楽を気にせずに、充分できるので、気楽なのです。

コーヒーの味は、期待せずに、苦い飲み物くらいに考えてください(笑)。

店に入った途端「第九(ベートーヴェンの交響曲第9番)」が流れてきたのは、12月ゆえでしょうか。

昨日は、渋谷のトップという喫茶店に入ったのですが、ここ「らんぶる」も大人の隠れ家的な空間だと言えそうです。

2012年の暮れ、新宿の「らんぶる」にて、ベートーヴェンの第九」を聴けたことを、素直に歓びたいと思います。