風花未来の今日の詩は「瑠璃色の歌」です。

 

瑠璃色の歌

 

歌っても

歌っても

すぐさま

風に

かき消されてしまう

 

そういう歌しか

聴こえてこない

あざとく

渇いた時代に

わたしは生きているのだろう

 

でも わたしは

あら削りだけど

若い力がひとつになって

何かを愛し

信じて

命の火が燃え上がる

澄みわたった歌を知っている

 

いくら風が吹いてきても

かき消されないで

大空高く舞い上がってゆく

瑠璃色に輝く歌を

わたしは知っている

 

うらやましくなるほど

真っ直ぐだから

どこまでも

天高く

瑠璃色に

透き通っていゆく

 

今も確かに

わたしには

あの瑠璃色の歌が

聴こえる

大空にむかって

響き渡ってゆく

あの歌が

くっきりと聴こえる