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風花未来の今日の詩は「わたしは戦争を知らないけれど」です。

 

わたしは戦争を知らないけれど

 

わたしは戦争を知らない

血なまぐさい殺し合いを

体験したことはない

 

だが 今は

平和への願いを

言葉にしたい

 

この胸の祈りを

たくさんの人に届けたい

 

戦争を知らないくせに

戦争反対を叫んでも

軽すぎて響かないんだよ

 

そういう声で

簡単に めげたりはしない

 

戦争の体験がないから

反戦の詩を読む

反核の詩を朗唱する

 

言葉は遠いところから

津波のような勢いでやってきて

地震のような途方もない底力で

私の精神を震え上がらせる

 

わたしのような戦争を知らない者が

戦争反対を叫んでも

人の心を動かせないかもしれないと

不安になったら

優れた反戦と反核の詩を

読むしかないとわたしは思っている

 

言葉の力は怖ろしい

竜巻のように魂を

いっしゅんで拉致し去る

言葉の詩のとてつもない力を知ったら

顔をあげて前をむいて

反戦を唱えて良いだろう

 

そう信じて

わたしは今日も

ガタロさんの「まどえ」を読んでいる

 

平和への願いを

言葉にしたい

 

この胸の祈りを

たくさんの人に届けたい

 

ガタロさんの詩「まどえ」はこちらで全文を読めます