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映画「とらわれて夏」のケイト・ウィンスレットは「愛を読む人」よりも良い?

映画「愛を読む人」のケイト・ウィンスレットが良かったので、続けて「とらわれて夏」をアマゾンプライムで鑑賞してみました。

もちろん、「愛を読む人」でのケイト・ウィンスレットの演技は微細で深いです。

でも、エンタメ色の強い「とらわれて夏」を見ると、ケイト・ウィンスレットの魅力がシンプルに浮かび上がって、私としては充分に楽しめました。

「とらわれて夏」という映画自体、見て損はしません。

一つ間違うとB級映画におちいりやすい設定ですが、主演女優であるケイト・ウィンスレットの演技力、その子供役のガトリン・グリフィスが透明感によって、品格さえ感じられるのです。

演出の軸がサスペンスなので、最後まで飽きずに見ることができました。物語設定と展開が単純だからこそ、ケイト・ウィンスレットの演技力とガトリン・グリフィスが透明感に集中できました。

殺人犯の男(ジョシュ・ブローリン)と彼をかくまったシングルマザー(ケイト・ウィンスレット)の過去も描かれ、2人が短期間に恋に落ちる理由も納得できました。

現在進行形の映像と過去の映像とのつなげ方がうまいですね。

演技派女優とした知られるケイト・ウィンスレットですが、それにしても、演技力が半端じゃありません。性格俳優と呼ぶべきか、心理の表出が繊細かつ深淵です。

ケイト・ウィンスレットの顔の表情(心理描出)だけで映像に引きこまれてしまう。

ラストシーンはやや唐突ですが、強い風が吹く中、抱き合いつつ歩いてゆく二人の後ろ姿は感動的です。

現実の人生は絶対といっていいほど、こうはならないけれども、こうあったらいいのにという願望が人の胸中にあるかぎり、感動できます。

実際にはありえない筋立てが目立ち、安っぽいドラマになりかねないのに、それでも感動してしまう、何か強いものを感じました。

それは監督であるジェイソン・ライトマンの手腕なのか、人生観なのかはわかりません。同監督の映画「マイレージ、マイライフ」の評価が高いようなので、見てみることにします。

ケイト・ウィンスレットとガトリン・グリフィスの表情を追っているだけで十二分に楽しめのです。二人の表情を見ていると、嘘っぽさは微塵もなく、物語という嘘も、簡単に信じてしまう魔法めいたパワーを感じました。

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