以前、このブログで映画「天使のくれた時間」について感想を書きました。
それなのに、今回見直してみて、ストーリーさえもほとんど忘れていたのには本当にビックリしたのです。
良い映画は、絶対にあらすじを失念することはどないはずなのに…。
それはともかく、今回改めて鑑賞しなおしてみて、体の隅々にまで感動が行き渡ってゆく、沁み広がってゆくという、初めての経験をすることができました。
本当に素晴らしい。つきなみだけど、この映画が逢えて本当に良かった。
「天使のくれた時間」は、2000年に製作されたアメリカ映画。
ブレット・ラトナー監督が、名画中の名画である『素晴らしき哉、人生!』のオマージュとして「もしあの時、違う道を選んでいたら?」をテーマに描いたファンタジー映画です。
主演はニコラス・ケイジとティア・レオーニ。
この映画は、年代的には何歳ぐらいで見ると一番感動できるだろうか、とふと思ったのです。
たぶん、中年を過ぎてからの方がより実感が湧くでしょうね。
でも、若い恋人同士が見て、別れないで結婚しちゃおうと思ったら、それはそれで素晴らしい。
ストーリーをほとんど忘れていたおかげで、十二分に楽しめました。
最後に一言、「これが映画です」。